日本解放の、その日まで


国家・コミュニティ

扶桑連邦共和国

~憲法~


2016年の併合当時日本の政権を握っていた自由民主党による憲法改正で日本国憲法からの脱却を図った。

基本的には2012年4月に発表された自由民主党憲法草案と同じである。

~歴史~


東アジア大戦後、戦勝国となった日本・中華民国の2ヶ国と、敗戦国となり2国の占領下に置かれた朝鮮半島が合併し作られた。

~軍事~

装備についてはこちらを参照

扶桑連邦共和国軍が国防を担っている。扶桑は西側諸国の主要構成国であり、ロシアを仮想敵国として行動・訓練をしている。陸軍・海軍・空軍・海兵隊の4軍からなる。徴兵制度はなく、志願制となっている。また、アジアだけでなく世界有数の軍事大国である。


~外交~

同盟国(NATO諸国やPATO(後述)諸国)との関係を重視しつつ、世界中の国と友好関係を築いている。外交の基軸として国際連合を中心に各国と幅広い外交を行い、援助や貿易を行なっている。政治的価値観の近いアメリカや西ヨーロッパ、東南アジアとの強い関係を保ち、軍事的な同盟を持つ。

~経済~

世界第2位の経済力を誇った中国の敗戦や東アジア大戦後の好景気などにより、国内総生産(GDP)世界第2位に位置する経済大国である。東アジア大戦後も、通貨として使用され続けている円は高い新任を有する国際通貨の一つであり続けている。
また、機関工業である自動車・電子機器・化学製品などは世界最高水準の技術を有し続けている。自動車ではかつての日本のトヨタ・日産・ホンダを筆頭に世界有数の自動車産業を有し、軍用車両等の生産も活発に行われている。
武器輸出三原則の撤廃により、三菱重工業や石川島播磨重工業(IHI)等による武器輸出産業も活発であり、東南アジア・南アジアを中心に、世界各国で日本が開発した武器が使われている。

中華共和国

扶桑と戦争中の国。第一次東アジア大戦の敗戦にて経済的に衰退した中華人民共和国で民主主義革命が起こり、建国された国。好戦派の元陸軍将校・楊錦宝が大統領を務める。

PATO(Pacific Treaty Organization)

太平洋条約機構。日本・アメリカ・台湾・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・フィリピン・インドネシアよって2012年11月下旬に東京で締結された軍事同盟。BCO(後述)に対抗して作られた。

BCO(Beijing Cooperation Organization)

北京協力機構。ロシア。中国・朝鮮の3国が2013年10月上旬に締結した軍事同盟。名前の由来は北京で締結されたからである。ちなみに締結はPATOより先で、PATO締結のきっかけとなった。


Aegis Global Defense Service

2016年3月の防衛業法制定に伴い、2017年8月に創業した民間軍事会社。CEOは元海軍将校の宮松弘隆。シリアやロシアにおいて連邦軍の戦闘支援を実施。
近年は警備業法・銃刀法の改正に伴い、個人警備事業も展開。
本社は神奈川県横浜市西区みなとみらい。

ヤタガラス

Aegis Global Security Service社よりも先の2016年5月に創業した民間軍事会社。CEOは元陸軍将校の常磐衛治。シリアやロシアにおいて連邦軍の戦闘支援を実施。
秋葉原暴動において、陸軍第1師団の後方支援も実施。
本社は東京都港区有明。

シナリオ年表



2012年 12月

・日本で民主党から自由民主党に政権交代


2013年7月

・尖閣諸島沖で海上保安庁と中国国家海洋局の武力衝突が発生
・参議院選挙。自由民主党と公明党の連立政権が、参議院において三分の二の議席を獲得。憲法改正が可能に

2013年8月
・憲法改正の国民投票が行われ、憲法改正が国民により承認される
・「自衛隊」は「国防軍」に改編
・防衛予算をGDP比2%に増強
・F-X(航空自衛隊次期主力戦闘機選定計画)をEF-2000に変更

2013年9月
・中国人民解放海軍が空母「遼寧」に初歩作戦能力を付与
・中国の衛星破壊実験を理由とし、日本がNPT10条を根拠としてNPTを脱退。中国・韓国・北朝鮮が反発するが、国際社会からの容認を受ける
・原子力基本法を改正。非核三原則の撤廃
・尖閣諸島沖で中国人民解放軍海軍の駆逐艦が海上保安庁の巡視船に対して発砲、第十一管区海上保安本部の巡視船2隻が撃沈され、8隻が損傷。国防海軍第2護衛隊群が出動し、中国人民解放軍海軍と交戦。中国艦隊を撃沈(尖閣沖海戦)

2013年10月
・突如北朝鮮が韓国に進軍し韓国を併合。朝鮮半島は北朝鮮領となり、北朝鮮は「朝鮮連邦(Federal of Korean)」と呼ばれるようになる
・ロシア・中国・朝鮮の3国が北京にて”北京協力機構(Beijing Cooperation Organization 通称:BCO)と呼ばれる軍事同盟を締結
・尖閣沖海戦について、中国外交部と中国国防部が相次いで日本に対し非難声明を発表
・尖閣沖海戦について、日本国外務次官とアメリカ合衆国国務次官補が中華人民共和国に対し非難声明を発表

2013年11月
・BCOに対抗しアメリカ・日本・台湾・オーストラリア・ニュージーランド・カナダからなる"太平洋条約機構(Pacific Treaty Organization 通称:PATO)"を締結
アメリカが日本に対しニュークリア・シェアリングを承認


2014年4月
・朝鮮による弾道ミサイル発射。国防海軍がイージス艦で、国防空軍がPAC-3ミサイルで迎撃しようとするも失敗。東京湾に着弾し商船2隻(うち日本船籍客船1隻、リベリア船籍貨物船1隻)が損傷、死傷者135名の大惨事になる。
・シリアに米軍を始めとするNATO軍が派遣される。
・空軍がAIM-9Xの試験採用を開始

2014年10月
・中国が南西諸島に艦隊と航空隊を派遣。国防軍と在日米軍の応戦によって上陸は阻止される。しかし、国防軍の5分の1と在日米軍の4分の1が壊滅する結果となる。
・PATO総会決議にてBCO軍への制裁としてアメリカを始めとする多国籍軍が日本を支援することが決定。


2015年 1月
・突如ロシアがBCOを脱退し、中立国になり、多国籍軍の敵ではなくなる。ロシア無き後のBCOは「中朝同盟」と呼ばれる。

2015年 3月
・ロシアの中立化よる戦力低下と多国籍軍の高い技術力と豊富な人員によって多国籍軍の勝利。朝鮮は占領下に置かれる。

2015年4月
・多国籍軍の占領下に置かれた朝鮮半島では民主化が進められる。平壌市街の主体思想塔などの共産主義時代の象徴は破壊され、朝鮮労働党幹部は収監される。
・この大戦は「第一次東アジア大戦」と呼ばれるようになる。
・日本では東アジア大戦の教訓から、国防軍の増強が開始される。
アメリカ・日本・台湾・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・フィリピン・インドネシアとの間に軍事同盟を結び、PATO加盟国がPATO脱退後も同盟が効力を発揮するものとする。
・イギリス・ドイツ・フランス・イタリアとの間に軍事同盟を締結。NATOとの関係を強化。
・海兵隊創設。
・全軍の装備や編制が一新される。
・陸軍に新しい装甲車や銃火器が配備される。装甲車・銃火器共に世界各国のトップクラスの銃火器が揃えられる。また、自衛隊時代には無かった長距離ミサイルが配備される。第2師団を北海道から沖縄に移転。
・海軍イージス艦の能力向上計画(SPY-3レーダーに換装、ズムウォルト級に準拠したシステムに書き換え等)とイージス艦を除く全DD/DDG護衛艦のミニイージス(FCS-3を搭載等)化計画が始動。艦艇にはトマホーク・ミサイルを搭載可能にし、対地攻撃力を付与する。
・空軍にF-22ラプター戦闘機、A-10C攻撃機、C-17B輸送機が配備される。

2015年5月
・戦勝国となった日本には中国と朝鮮から多額の賠償金が支払われる。
・多国籍軍の占領下の朝鮮では殺人事件や強盗事件、更にはテロ事件が横行し治安が悪化する。

2015年6月
・中国にて、政府軍と民主主義を唱える叛乱軍との間で内戦が勃発。
・ロシア連邦が中国の叛乱軍を支援。中国の政府軍とロシア連邦軍との間で小規模な衝突が発生することになる。

2015年9月
・富士山噴火。首都圏は都市機能の殆どを失い、火山灰が富士山以東を包む。
・国防軍創設後初の災害派遣。
・陸軍富士駐屯地や空軍浜松基地を始めとした富士山周辺の国防軍基地の多くが壊滅。航空機の多くの飛行が不可能になり、軍人のほとんどが死亡。
・アメリカ海軍横須賀海軍施設及び海上自衛隊横須賀基地を始めとした国防軍・アメリカ軍基地の機能の多くが壊滅。死者は出ないが、航空機や無線がダウンしたりした。その為、災害派遣任務に遅れが出る。
・富士駐屯地の壊滅によって陸軍・海兵隊の教育制度に大きなダメージが与えられた。教育機能の復旧まではアメリカ陸軍・海兵隊に教育を委託する形となる。
・首都機能を京都に一時的に移転することを閣議決定。


2016年1月
・日本・台湾・朝鮮が扶桑連邦共和国となる。連邦首都は名古屋を大幅に改変した南山市に置かれることになり、2024年の工事終了を目処に開始。ただし、皇居は暫くの間京都御所に置かれる。
・日本・台湾・朝鮮の3国の軍が統一・再編成され「扶桑連邦共和国軍」が成立する。

2016年3月
・陸軍から74式戦車が全車退役。
・空軍にF-2000が納入開始
・ブリムストーン対戦車ミサイル、ペイブウェイIVの導入開始
・ロシア連邦が中国の政府軍に正式に宣戦布告。

2016年4月
・20年間に渡り、海軍を外征型外洋海軍に類する組織として組織改編を行うと防衛省が発表。
・米海軍ジェラルド・R・フォード級航空母艦を2隻輸入し配備すると併せて防衛省が発表。

2016年6月
・陸軍と海兵隊がシリア内戦に派遣。


2017年4月
・海軍第1護衛隊群と第2護衛隊群をそれぞれ艦隊に改称
・海軍イージス艦の能力向上計画(SPY-3レーダーに換装、ズムウォルト級に準拠したシステムに書き換え等)とイージス艦を除く全DD/DDG護衛艦のミニイージス(FCS-3を搭載等)化計画が始動
・海軍駆逐艦に対地攻撃力が付与される。
・海軍のトマホーク・ミサイルの配備が開始
・空軍のF-15J戦闘機の全機を形態二型に近代改修する計画とF-2戦闘機の一部をF-2Cに改修を行い、第6航空団と第7航空団に配備する計画が始動。

2017年6月
・中国の内戦が叛乱軍の勝利により終結。中華人民共和国は中華共和国に改名。


2019年6月
・陸軍と海兵隊がシリアPKOから帰国。

2019年8月
・空軍のF-4EJ戦闘機が全機退役
・空軍にF-2000戦闘機の部隊配備分を全機納入


2020年2月
・国内第2位の三橋よつばフィナンシャル・グループと、国内第3位のさくら銀行の2つの銀行、国内首位の大日本生命が破綻。失業率15%を記録(バレンタイン不況)。

2020年3月
・バレンタイン不況について、警視庁公安部と防衛省情報本部がロシア対外情報庁による工作であると発表。
・秋葉原で暴動が発生。警視庁機動隊や警視庁SATが出動したものの、警察側に死傷者が発生。陸軍第1師団に治安出動命令。


2020年9月
・警察官職務執行法・警備業法・銃刀法が改正。警察官が小銃や散弾銃を携行可能になり、警備員が拳銃と散弾銃に限り携行可能になる。
・中国の大統領に、中国国民の熱狂的な支持を受け、好戦派の元陸軍将校・楊錦宝が就任。扶桑を始めとするNATO・PATO各国とロシア連邦が警戒。


2020年10月
・海軍第1艦隊に空母<あかぎ>が就役


2021年4月
・スパイ防止法制定・施行
・警視庁公安部諜報対策課、防衛省防諜局が設立
・中国軍がモンゴルとタジキスタンに対し侵攻を開始。

2021年7月
・海軍第2艦隊に空母<しょうほう>が就役
・中国軍がモンゴルとタジキスタンを占領。カザフスタンに侵攻を開始。


2022年4月
・F-15J改戦闘機・F-2C戦闘機の改修計画終了
・中国軍がカザフスタンを占領。


2023年7月
・中国がロシア連邦に宣戦布告。
・扶桑を始めとするPATO各国とNATO諸国がロシア連邦を支援。

2023年10月
・中国が朝鮮半島に侵攻を開始。
・扶桑がロシア連邦への支援部隊を引き上げる。

2023年11月
・中国が朝鮮半島を占領。
・中国が扶桑本土に侵攻を開始。南西諸島や九州を占領。

2025年4月
・中国が中部地方以西のすべてを占領。

2025年6月
・アメリカ軍を筆頭とする多国籍軍が東日本奪回作戦を開始。
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